適正飼育とは
ワンちゃんネコちゃんが、快適に暮らせるよう飼い主として責任を持ちましょう。
ペットの「5つの自由」
- 1.飢え・渇きからの自由
- 動物にとって食餌はとても大切です。動物の種類や健康状態にあった適切なフードを与え、水は新鮮なものがいつでも飲めるようにしましょう 。
- 2.不快からの自由
- 清潔で安全で快適な飼養場所を用意して、動物が快適に過ごせるようにしましょう。
- 3.痛み・負傷・病気からの自由
- けがや病気の場合には適切な治療を受けさせましょう。日頃から病気の予防を心掛け、健康状態をチェックしましょう。
- 4.本来の行動がとれる自由
- それぞれの動物が本能や個性に合った動物本来の行動がとれるように工夫しましょう。
- 5.恐怖・抑圧からの自由
- 動物が恐怖や抑圧を受けないように、また、精神的な苦痛や不安の兆候を示さないように的確な対応をとりましょう。
終生飼養とは
ペットの命が終わるまで家族の一員として愛し最後まで責任を持ちましょう。
※改正動物愛護管理法では、動物の所有者の責務として、動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(終生飼養)が明記されました。

不妊去勢手術の必要性

犬や猫はたくさん子どもを産みます。自由に繁殖できる状況では、あっという間に数が増えてしまいます。しかし、飼育環境や世話をする人手や時間、経済的条件は限られています。きちんと世話できる数以上の犬猫をかかえてしまうと、掃除が行き届かなかったり、一匹一匹に気を配れなくて健康を害してしまったり、犬猫を苦しめるばかりではなく、臭いや鳴き声で近所にも迷惑をかけてしまいます。寿命を全うせずに死んでいく犬猫を増やさないためにも繁殖制限が必要です。かわいそうだから不妊・去勢手術をしない、という声をききますが、本能で繁殖を行う犬猫を手術もしない、繁殖もさせないというのは犬猫にとって大きなストレスとなります。不妊・去勢手術は繁殖制限の為だけではなく、性ホルモンの影響による病気や繁殖に関するストレスを軽減させることで、健康面や行動面にもメリットがあります。
TNRとは
★不幸な猫が増えない様、繁殖を防止し,「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ,「飼い主のいない猫」に関わる苦情や,殺処分の減少に寄与する活動です。
- Trap(捕獲して)
- Neuter(不妊手術して)
- Return(元の場所に戻す)
(右耳カットはオス、左耳カットはメス)




